家づくりのプロセス
家づくりのプロセスは大きくは設計期間と施工期間に分けられます。
設計期間はさらに(1)基本計画、(2)基本設計、(3)実施設計に分けられます。
(1)基本計は、敷地の条件、要望、コスト等を建築家に伝え、建築家と一緒に案を練るステージです。
模型や立体図等により基本的な内容を確認して行きます。1度で理想的な案が出来上がる場合もありますし、何度も何度も繰り返し練り上げる場合もあります。家の骨格を決める最も大切なステージとなりますので、十分な時間を確保して望むと良いでしょう。
基本設計が終わるとその確認も含め(2)基本設計に入ります。
このステージでは平面図、立面図、断面図等が描かれると共に、設備機器の選定や内外装材のイメージなども決めて行くことになります。それらは記述する(3)実施設計の段階で詳細を練ることになる場合もあります。
その後は(3)実施設計段階になります。
実施設計では建築計画だけでは無く、構造計画や設備計画が具体的に練られることになります。
ショールームに足を運んだりしながら具体的な仕上げを決定するのもこの時期になることが多いと思います。このステージ実では工事に入れる図面が描かれます。また、施工する工務店はその図面を元に工事費の積算をすることになります。物価の上昇や建築家と工務店の考え方の差もあり、この段階で建築家が予測したコストとのズレが生じることもありますが、その場合は増減の調整を建築家とともにして行くことになります。
図面と建設費用が決まったあとは、施工期間に入ります。
施工期間はあらかじめ選定した工務店が工事を進めます。
建築家は皆さんの代理人となり、現場を監理して行くことになります。設計図通り施工さているかを確認しながら、図面で予測出来なかった内容や描ききれなかったについての打合せなどをしながら進んで行きます。この辺りは経験と専門知識があるので頼れる存在になるのではないかと思います。
家づくりには様々なプロセスがありますが、建築家との家づくりは建築家を信頼し沢山話すことが成功の秘訣になるのではないかと考えています。
最良の家づくりを建築家とともに!